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研究委員会

船舶塗装防食設計指針の改訂

分野:設計・艤装

1.何をどこまで明らかにしようとするのか(目的と到達目標)

 「船舶塗料防食設計指針」は、平成12年10月に改訂版が編集されて以降、見直しがされないまま今日に至っている。この間、規則の改正や塗装技術の進歩に伴い、見直すべき点が多く出てきた。

 以上より、昨今の状況に合わせて船舶塗装防食設計指針を見直すために、以下を中心とした研究を行う。

  • PSPCに対応した船舶塗料防食要領について研究する。
  • VOC(Volatile Organic Compound)に対応した最新の船舶塗料防食について研究する。
  • 最新の無溶剤塗料の船舶への適用について研究する。

 このように、設計実務に有用な指針を提供すると共に、新規に調査研究する事項も含め、旧来の指針を改訂する。

2.研究の特色、独創的な点及び意義

 造船工程において重要な役割をなす塗料工事は、建造工程に合わせ、日々、近代化、合理化がなされており、環境対策においては近年特に船舶関係者のみならず社会的にも意識が高まっている。そのため、最新の規則に対応する塗装防食技術を調査・検討し、新たな設計指針を策定することは、船舶艤装設計者からの要望が高く、社会ニーズの点で極めて意義がある。

 以上より、近年の社会環境にも考慮した最新の船舶塗料防食の設計指針の見直し研究の意義は大きいと考える。

3.国内外の関連する研究の中での当該研究の位置づけ

 旧来指針が最新情報を集約した形で見直しがなされ、新規規則に基づいた新規塗料及び塗装工事に関する設計指針を作成することは、設計者にとって貴重な資料となる。

基本情報

委員会長(所属)
津上 由紀夫((株)名村造船所 伊万里事業所 設計本部・参事)
委員会委員数
9名
キーワード
塗料、防食、PSPC、VOC、無溶剤塗料、新規則、社会ニーズ 他
活動期間
H28.4~H30.3

参加資格、参加方法

研究委員会への参加をご希望される方は、下記連絡先よりご連絡ください。

[船舶塗装防食設計指針の改訂委員会にメールする]

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