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研究委員会

造船業務のAI化の検討

分野:情報技術

① 何をどこまで明らかにしようとするのか(目的と到達目標)

コンピュータが登場した1950年代からAIの研究は世界で始まり、現在は第三次ブームとも言われ、AIの活用に期待が高まっている。実際にIT業界や自動車産業など様々な業界においてAI を実際のビジネスに導入し成果を出す事例が出始めている。

このような中、情報技術研究会では「造船所のAI利用」に着目した研究テーマの検討に加え他産業の適用事例の調査を行ってきた。また、ストラテジー研究委員会S-19「造船海洋分野への人工知能(AI)の導入可能性の調査と評価」では「AI化を期待する造船業務」について検討された。

そこで本研究では、「造船所のAI利用」を促進させることを目的として、「AI化を期待する造船業務」の実現方法や事業規模のイメージを纏めることに加え、造船業務における研究委員のAI リテラシー向上を到達目標とする。

  • 実現方法と事業規模のイメージ纏め
    造船業務に適切なAI 技術の選定と必要なデータ、AI化のための事業規模の算出と課題の整理
  • 研究委員のAIリテラシーの向上
    課題解決に適したAI技術の選定やAI化を実現するための事業規模の算出知識、対象業務の課題の深堀り

なお、本研究はこれまで情報技術研究会の活動のひとつとして行ってきたが、専門知識を有する民間企業や研究機関等からの聴講や具体的な調査検討を今後始めていくにあたり、新たにプロジェクト研究委員会として設置を申請するものである。

② 研究の特色、独創的な点及び意義

AI技術が様々な業種で活用されつつある中、本研究によって造船業務に適したAI技術の選定や必要なデータに加え、AI技術を活用するための事業規模のイメージが示されることは、日本の造船業界で検討期間の短縮や重複した検討コストの抑制により活用の促進が期待でき、その意義は極めて大きい。

③ 国内外の関連する研究の中での当該研究の位置づけ

一括りとされるAI技術にも様々な手法がある中で、それぞれの造船業務に適切なAI技術を示そうとするものであり、さらにAI技術の活用するための事業規模は今後の具体的研究や実用化の重要な指針になると考える。

基本情報

委員会長(所属)
木村 元(九州大学)
委員会委員数
50名
キーワード
造船、AI、人工知能、機械学習、自動化、最適化、事業規模、AIリテラシー
活動期間
R2.4~R4.3
  • Photo Gallery
  • Ship of the Year
  • ふね遺産
  • デジタル造船資料館
  • アフターコロナ禍特別検討委員会報告会

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