研究委員会
産学連携研究開発ストラテジー委員会
分野:全体
1. 研究目的
主として、以下の3点を検討し、日本船舶海洋工学会及び日本造船業界の産学連携研究開発ストラテジーの策定を行うことを目的とする。
- 産学連携の視点に立った日本船舶海洋工学会の研究活動及び日本造船業界の技術開発に関する将来ビジョン
- 1)を踏まえた中期(5 年程度)の技術開発課題の特定、優先順位付け、学会/造工等の役割分担等を含めたロードマップの開発
- 産学連携研究を促進するための具体策
なお、当研究は、産学のリーダーが協業する実務的、実用的な取組みである点で意義深く、また、最近では国内の類似の研究活動は無い。
2. 研究計画・方法
上記の研究目的を達成するため、以下の各作業を、半年間を目途に集中して実施し、中間報告書を取り纏める。
- 日本造船工業会で別途検討中の日本造船の将来のあるべき姿(ビジョン)を参考とする、産学連携研究開発ストラテジーに関するビジョンの議論と整理
- 上記ビジョンの実現に必要な技術開発課題の洗い出し、各課題実現時の期待効果の算定・評価
- 上記2)の技術開発課題の優先順位付け、学会/造工の役割分担、他学会/他業界との連携計画、技術開発ロードマップの作成
注)必要に応じて、関連する海事クラスター内のステークホルダー(海運、舶用、その他)や他学会/他業界へのヒアリングや関係者との議論を実施する。
- 中間報告書作成
中間報告書作成後の、作業は以下の通り。
- 上記3)及び4)に基づいて実施される委員会とは独立した個別研究開発プロジェクト等からのフィードバックの収集と検討
- 最終報告書作成(2023 年9 月)
基本情報
- 委員会長(所属)
- 有馬 俊朗(日本海事協会)
- 委員会委員数
- 15名
- キーワード
- 産学連携,将来ビジョン,ロードマップ
- 活動期間
- R3.10~R4.10