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シップオブザイヤーsoy2017 MOL TRUTH

シップオブザイヤーsoy2017

公益社団法人 日本船舶海洋工学会が授賞するシップ・オブ・ザ・イヤーは、毎年日本で建造された話題の船舶の中から、技術的・芸術的・社会的に優れた船を選考して与えられるもので、28回目となる今年は合計10隻が選考の対象となりました。

海事プレス社のご厚意により、今年も受賞船を特集した海事プレス増刊号「シップ・オブ・ザ・イヤー2017」を、先着100名の方に進呈します。ご希望の方は1.郵便番号、2.住所、3.氏名、4.電話番号を記載し、学会事務局までemailでお申込みください。バックナンバー(2012~2016)についても残部限りで受付けます。

soy2017受賞作品紹介

詳細はそれぞれの写真をクリックしてください。(フォトギャラリーにて大きな写真でご覧いただけます。)

MOL TRUTH
「MOL TRUTH」
あざれあ
「あざれあ」
鷹巣
「鷹巣」
TRANS HARMONY 1
「TRANS HARMONY 1」
はいぱーえこ
「はいぱーえこ」
天鷹丸
「天鷹丸」
かいりゅう
「かいりゅう」

シップ・オブ・ザ・イヤー2017の応募作品発表会と選考委員会は、去る5月14日東京都港区の明治記念館で開催され、「シップ・オブ・ザ・イヤー2017」には、国内最大となる20,000TEU型コンテナ船「MOL TRUTH」が選ばれました。

各部門賞には、「あざれあ」(大型客船部門)、「鷹巣」(小型客船部門)、「TRANS HARMONY 1」(大型貨物船部門)、「はいぱーえこ」(小型貨物船部門)、「天鷹丸」(漁船・作業船部門)「かいりゅう」(海洋構造物・機器部門)がそれぞれ選ばれました。

授賞式は、日本マリンエンジニアリング学会および日本航海学会の表彰と共に、海事三学会合同表彰式として7月13日に海運クラブにおいて執り行われます。

選考経緯

「シップ・オブ・ザ・イヤー2017」には、大型客船部門1隻、小型客船部門2隻、大型貨物船部門3隻、小型貨物船部門2隻、漁船・作業船部門1隻、海洋構造物・機器部門1隻の、計10隻の応募があった。これを受けて3月28日に学会所属の技術専門家からなる予備審査委員会が開かれ、10隻すべてが本選考委員会に推薦された。

候補船の発表会・選考会は、5月14日に明治記念館(東京都港区)で開催され、一般参加者も多数聴講する中、各応募船をアピールする熱心なプレゼンテーションが行われ、その後別室にて選考委員会が開催された。全13名の選考委員のうち12名が出席、会場に参加した一般会員による投票の最多得票船を1票として加算し、満票で13票ということで選考を開始した。

事前の予備審査委員会での審査結果(技術の独創性・革新性、技術・作品の完成度、社会への波及効果、話題性・アピール度)やコメントを参考とし、発表会でのプレゼン内容や質疑をもとに選考が進められ、その後投票に進んだ。まず全候補作品から最優秀作品一点をシップ・オブ・ザ・イヤーとして選定し、その後、優秀な作品に対してシップ・オブ・ザ・イヤー部門賞等を授与する選考方法とした。

投票の結果、全長400mと世界最大級となるスケールメリットのほか、様々な省エネ技術を採用し輸送効率の向上を図った20,000TEU型コンテナ運搬船「MOL TRUTH」が1回目で過半数の9票を獲得し、見事シップ・オブ・ザ・イヤー2017の栄冠を手にした。

続いて、各部門賞の選考を実施し、大型客船部門賞に「あざれあ」、小型客船部門賞に「鷹巣」、大型貨物船部門賞に「TRANS HARMONY 1」、小型貨物船部門賞に「はいぱーえこ」、漁船・作業船部門賞に「天鷹丸」、海洋構造物・機器部門賞に「かいりゅう」が、それぞれ審査委員の過半数の票を得て選考された。

選考委員長 森本 靖之

選考委員会委員

森本 靖之 氏
(委員長)日本船長協会 元会長
平野 拓夫 氏
インダストリアルデザイナー
川崎 和男 氏
大阪大学名誉教授 名古屋市立大学名誉教授
植村 史久 氏
海事プレス社 代表取締役社長
藤本 逸朗 氏
日本海事新聞社 取締役
池田 良穂 氏
大阪府立大学 名誉教授
種村 国夫 氏
イラストレーター
智片 通博 氏
元NHKエグゼクティブ プロデューサー
三栖 邦博 氏
建築家 元日建設計会長
鈴木 志津子 氏
フリージャーナリスト
山田 廸生 氏
日本海事史学会 副会長
米家 卓也 氏
日本海事協会 顧問
宇都 正太郎 氏
日本船舶海洋工学会 理事(広報担当)

受賞船の主要目

シップ・オブ・ザ・イヤー 2017 「MOL TRUTH」

全長400m、世界最大級の20,000TEU 型コンテナ運搬船。スケールメリットの他、様々な省エネ技術の採用で輸送効率の向上を図った。構造強度安全性確保にも注力し、海上技術安全研究所や複数船級協会と連携した解析を実施した。環境負荷低減のため将来LNG 燃料船へ改造するための準備として、主機関構造を一部変更している。

MOL TRUTH
船名
MOL TRUTH
船種
20,000TEU型コンテナ船
船主
CYPRESS MARITIME, S.A.
建造会社
今治造船株式会社
竣工年月日
2017年10月31日
Lpp × B × D - d
383.4m×58.5m×32.9m- 16.0m
総トン数
210,691 トン
速力
23.0ノット
主機
MAN B&W 11G95ME-C9.5 56,380kW
積載貨物
20FT コンテナ換算で20,182個
特徴的な構造・艤装品
4段ラッシングブリッジ、発電機用排ガス熱回収装置

大型客船部門賞 「あざれあ」

2017年6月に小樽~新潟航路に就航した代替新造フェリー。従来船に比べて航海速力のアップと燃料消費量の削減を達成するため、最新省エネ船型や近接2軸推進システムに加え、三菱空気潤滑システム(MALS)等の高効率推進システムを採用して、船体抵抗の低減と推進効率向上を達成している。

あざれあ
船名
あざれあ
船種
カーフェリー
船主
新日本海フェリー株式会社
建造会社
三菱重工業株式会社
竣工年月日
2017年6月26日
Lpp × B × D - d
188.0m×26.6m×20.3m - 7.2m
総トン数
14,125トン
速力
25.0ノット
主機
Wärtsilä 16V38C 11,000kW×2
積載貨物、旅客数
12mトラック150台、乗用車22台、旅客600名
特徴的な構造・艤装品
三菱空気潤滑システム(MALS)、フィンスタビライザー

小型客船部門賞 「鷹巣」

離島航路の水中翼付高速双胴船である。船体は細長く、船首ステムを立ち上げて水線長を長くし、双胴間に配置した水中翼で船体を浮上させることにより造波抵抗を抑えている。水中翼に設けた可動翼をコンピューター制御することによりローリング、ピッチングを減らし乗り心地を向上させている。曳き波も低減され、他船や港湾施設に迷惑をかけることなく運航可能である。

鷹巣
船名
鷹巣
船種
双胴旅客船
船主
長崎汽船株式会社ほか
建造会社
瀬戸内クラフト株式会社
竣工年月日
2017年5月30日
Lpp × B × D - d
30.1m×7.0m×2.6m - 1.1m
総トン数
124 トン
速力
30.0ノット
主機
MTU 16V2000M70 1,050kW×2
旅客数
旅客150名、船員3名
特徴的な構造・艤装品
水中翼自動制御装置、船内WiFi

大型貨物船部門賞 「TRANS HARMONY 1」

「地球環境と人への調和」をコンセプトに、船舶事故0に向け、赤外線暗視カメラ等の安全技術を採用。環境負荷低減では、風圧抵抗低減船型や各種省エネ技術の採用で燃費を約17%改善(輸送台当たりCO2排出量を52%低減)。独自の艙内照明や断熱塗料の採用で、現場目線で人にやさしい作業・居住環境を実現した。

TRANS HARMONY 1
船名
TRANS HARMONY 1
船種
自動車運搬船
船主
トヨフジ海運株式会社
建造会社
内海造船株式会社
竣工年月日
2017年12月31日
Lpp × B × D - d
199.9m×32.2m×30.3m- 14.8m
総トン数
50,200トン
速力
19.75ノット
主機
日立造船MAN B&W 6S60ME-C8.5
積載貨物
乗用車3,000台
特徴的な構造・艤装品
赤外線暗視カメラ、船員安否確認システム

小型貨物船部門賞 「はいぱーえこ」

二重反転プロペラ、ハイブリッド推進システム、LVフィン、ラダーバルブ等の最新技術を取り入れ、船型最適化を実施した省エネ内航貨物船。高速運航時には主機関で推進し軸発電機で電力供給するが、港内や瀬戸内海等の短距離低速運航では、電気推進システムに切替えて軸発電機を推進電動機とする。低振動、低騒音、船員負荷低減で乗員の居住環境が改善した。

はいぱーえこ
船名
はいぱーえこ
船種
内航貨物船
船主
向島ドック株式会社
建造会社
小池造船海運株式会社
竣工年月日
2017年6月27日
Lpp × B × D - d
45.37m×12.4m×5.3m - 5.1m
総トン数
499トン
速力
11ノット
主機
阪神内燃機工業LH28 1,029kW
積載貨物
鋼材 約1,500トン
特徴的な構造・艤装品
二重反転プロペラ、ハイブリッド推進システム

漁船・作業船部門賞 「天鷹丸」

水産教育、海技士(航海・機関)養成機能と水産研究に対応できる調査機能をバランス良く兼ね備えた漁業調査練習船。最先端の研究課題に対応するための高機能な各種装備は高度な専門教育にも活用される。推進機関にはハイブリッド推進システムを採用し、環境対応教育装備としてSCR、水混合燃料生成装置、電力監視システムを搭載した。

天鷹丸
船名
天鷹丸
船種
漁業調査練習船
船主
(国研)水産研究・教育機構
建造会社
三菱重工業株式会社
竣工年月日
2017年10月31日
Lpp × B × D - d
58.0m×11.9m×6.98m - 4.45m
総トン数
1354トン
速力
12.0ノット
主機
LA34RG 1,700kW
乗員
乗組員28名、教員・調査員8名、学生50名
特徴的な艤装品
ハイブリッド推進システム、各種調査機器

海洋構造物・機器部門賞 「かいりゅう」

黒潮からの海流発電の実現を目指し、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を受けて開発した「水中浮遊式発電システム」による、海洋再生可能エネルギーの実証試験装置である。2017年8月に100kW規模では世界で初めてとなる黒潮実海域での発電実証試験に成功した。2018年度はさらに長期の実海域試験が予定されている。

かいりゅう
船名
かいりゅう
船種
海流発電システム実証試験機
船主
株式会社IHI、NEDO
建造会社
株式会社IHI
竣工年月日
2017年7月7日
Lpp × B × D - d
18.69m×27.0m×6.04m
主機
50kW永久磁石同期発電機×2
特徴的な艤装品
水中浮遊式浮体制御システム

シップオブザイヤー歴代受賞船はこちらから

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